あれから・・・

そう、「勉強しないスペイン語」で、はじめての教材が登場してから
一年・・・

アッという間の一年でした。

教材を出すことになったきっかけは偶然なんです。

去年の暮れ、

知り合いのボリビア人、
アーティストで、アクセサリーデザイナーで、
商売人で・・・なぞに満ちた超多忙のそのボリビア人と、
出会って一年が経とうとしていたころでした。

その彼が家を引っ越したので遊びに来い、というので
彼の新居にお邪魔することになったんですね。

で、忙しい彼とはなかなか会えるチャンスがないので
ここぞとばかりに、
ＩＣレコーダに役立ちそうなフレーズを吹き込んでもらって
持ち帰ったのです。

もちろん、自分用にです（笑）。

フレーズを聞いてＣＤにして使ってみたところ、
それがあまりに良かったので、

「これ、独り占めはバチがあたりそうだな」

と思ったところから、

「教材化したら、読者の皆さんのお役にたてるかも！！」

となり、

『勉強しないスペイン語』ＣＤシリーズが始まったのでした。

そんなきっかけを作ってくれたボリビア人の彼、
名前は「ダビッド」と言います。

幼いころから野菜好きで
ついたあだ名が「コネホ」（スペイン語でうさぎ）です。

彼を取り巻く人たちはみな、彼をコネホと呼びます。

私とコネホとは今でも親交がありますが、
彼の作るアクセサリーは
ボリビアでも5本の指に入るという、驚異的な美しさで
どうみても手作りには見えません。

日本国内にももちろん、
彼のアクセサリーファンがいっぱいいて、
常に注文が耐えない状況です。

いつかは、みなさんにも
その美しさをお見せしたいと思います。

それと同時にコネホはアーティスト活動もしていて
アンデス特有の
フォルクローレミュージックのバンドを組んでいます。

こちらの活動も、引く手あまたで
しょっちゅう出かけて行っては公演をしています。

私も今年の6月に、彼に招かれて
彼の自宅でのミニコンサートに行ってきました。

彼のバンド以外にも、アフリカの太鼓をメインにしたグループ、
ソロのアコーデオン奏者などが参加されていて
とても楽しいフィエスタでした。
（当時のメルマガでもチラっとお話しましたが、
結局詳しいご報告が出来ないままでした＾＾；）

このコネホの凄いところはこれだけではありません。
もっと凄いところがあるのです！！

といっても、「人間ポンプが出来る」とか、v 「電球食べる」とか、そんな奇人変人的な凄さじゃないですよ（笑）。
（世代がばれますね・・・＾＾；）

彼は、
こういったすべての活動の傍ら、その収入の大部分を

「ボリビアの恵まれない子供たちが、
無償で音楽を学べる学校を建てる」

ためにつぎ込んでいるのです。

ボリビアという国は、ご存知のとおり南米のアンデス山脈の東に位置し
首都ラパスこそ栄えてはいるものの、
失礼ながら豊かな国とは言えず、
地方へ行けば行くほど子供たちの教育もままならない状態です。

実は6月のミニコンサートも、コネホがボリビアへ
学校建設予定地を確認しに行く前に行われた、
チャリティーコンサートだったのです。

私はコネホの活動に心を打たれて、何か協力できることはないかと
考えました。
そんな時、彼のバンドが始めてのＣＤを出すことになったと聞きました。

１２曲入りのアルバムＣＤなのですが、
なんと、やはりその印税収入もすべて、学校建設にあてると言います。

私は即、自分用と友人用に数枚買いました。
もともと彼の音楽ファンでもありましたので。
もちろん内容は素晴らしかったです(*^^*)

でも、私一人の力なんて、たかだかほんの少し・・・
そんな私にできることは、

あなたをはじめ、このページを読んでくださってる多くの方々に、

「同じスペイン語を学ぶ仲間として、
彼の活動に力を貸してください。」

とお願いすることだと、あつかましくも思ったのです。

これがそのアルバムです。
（ジャケットデザインもコネホの作品です。）

それと、

今回のＣＤは
こういった趣旨でのご紹介ですので、
普段の私の教材のように「送料込み」に出来ません。

１円でも多く、彼の手元に残して
学校建設に役立ててもらいたいのです。

ですので、各社に手数料を持っていかれる
カード決済、コンビニ払いといった支払方法も
除外させてください。

代引きか、銀行振り込み（いずれも手数料はご負担をお願いします）
にて、決済をお願いすることになります。

もちろん強制ではありません。

大変あつかましいお願いであることは承知していますし、
この音楽ＣＤを気に入っていただけたら、の話です。
（これは単に音楽ＣＤとしても質の高いものだと思います。）

彼の取り組み、活動への思いを
汲んでいただけると最高の幸せです。

普段からお世話になっている皆様に
こういったお話をさせていただく失礼をお許しください。

このご恩返しが出来るように、
これからもより内容の濃いメルマガ発行や、
情報配信に勤めてまいりますので、
今後ともよろしくお願い致します。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

世界中の子供たちに
明るい未来が訪れますように。