まず、ほとんどの参考書やテキストに出てくる、あの動詞の活用表、
あなたも見たことありますよね?
出来るなら見たくない、あの「表」です(笑)。
【あの「表」の1例】
動詞 COMER(食べる)の現在形
yo(私は) |
como |
nosotros(私たちは) |
comemos |
tu(君は) |
comes |
vosotros(君たちは) |
comeis |
el(彼は) |
come |
ellos(彼らは) |
comen |
↑これです。
この「表」がクセモノだと思うのです(笑)。
実はこの「表」にはいくつかの問題点が隠れています。
それは・・
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1.1個の動詞の変化を一気に覚えようとする仕組み。 |
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2.この表を見ても、実際に「食べる」シーンは思い浮かばない。 |
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3.ましてや「主語(私や彼)」が「食べる」シーンなんてまったく。 |
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4.リズミカルに覚えることは出来るが、その結果身に付いていない。 |
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と言ったような事です。
ん?
イマイチよく解らないですかね(笑)?
まず、その動詞で「シーンが思い浮かばない」
というのは大問題です。
いつも言っていますように、
普段からメルマガで必ず音声ファイルと一緒にイラストをお届けしているのは
「シーン」を思い浮かべてもらいたいからですね。
「シーン」とスペイン語を、極力日本語を介さず、ダイレクトに結びつけるためです。
なのに、この動詞の活用表では、
動詞を活用することと、それを覚えることに必死になるあまり、
この大切なことが抜け落ちているのです。
それと「リズミカル」ですが、
スペイン語の学習では一般的に
動詞の活用を覚えるために、
この表を声に出してリズミカルに読み上げたりします。
上記の「COMER」の場合だと
「コモ・コメス・コメ♪ コメモス・コメイス・コメン♪」
といった感じですね(笑)。
これは確かにリズミカルで覚えやすいのですが
いざ実践、と言うときに瞬時に活用しにくいです。
(いちいち唄ってる場合じゃないのです(笑))
つまり、覚えていても、身に付いていないのです。
世間に出回っているほとんど全てのテキストや参考書は
これらのことこに気付いていません。
スペイン語の動詞の活用の【勉強】方法は、
この表を使って【覚える】ことが当たり前になっちゃってるんですね。